この九個の点をみて、正方形を連想したとしたら、この問題は、なかなか解けない。自分で、自分の頭に四角の枠をあてはめてしまうからである。この枠をなんとか、つき抜けることができないだろうか。そう考え直して、問題をもう一度読みなおしていただきたい。そうすれば、そこに、忽然として解決への道が開けてくる。 問題の制限は、「四本の直線を使って」ということだけだから、この直線は、四角い枠をはるかに越えて、無限の彼方へつながっていけるはずだ。
正解は下図。四つの点があれば、四角を連想する。三つの点ならば、三角形を思い浮かべる。これは、まさに人間の視覚の特性であるが、時によると、これが命とりとなってしまう。
一筆書き2
第二問
それではもう一問。三本の直線で一筆書きをして、九つの点を全て通っていただきたい。さあ!挑戦して下さい。
答えが定まったなら、答えを見てみよう。
一筆書き1
第二問の答えへ
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