これは「迷路」の問題というより「名路」の問題だろう。  文字どおり、「枠内思考」では解けない問題である。最初から塀の外の道を考えられる人は、ほとんどいないだろう。また、それでいいのである。どうしても通路のみつからない迷路に疲れ切った時、あきらめてしまうか否かの差である。「必要は発明の母」と言うが、通りいっぺんのやり方では解決できない時にこそ、奇想天外のアイデアが生まれる。ばかげた問題だと、軽蔑しないでいただきたい。
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